クレジットカードを申し込む場合に、「不安なので、他社にも申し込んでおきたい。」とか、落ちてしまったので、直ぐに他社に申し込みたい、などといったことがあると思います。
その場合に気になるのは、カード会社側がどの程度までの情報を把握しているのか、という事だと思います。
信用情報機関への情報登録の時期は、カード会社、消費者金融などの各業界・業者により異なります。
クレジットカード会社の場合は1ヶ月分を一括登録という業者が多いようです。
消費者金融では、全情連への登録はどこの業者もこまめに毎日行っていますが、CICやCCBに対しては月1回の業者もあれば登録自体していない業者もあるのが実状です。
結果的に、全情連の情報は精度が高く、審査の上で重視されるということになります。
また、各支店からそれぞれ登録する業者もあれば、本社がまとめて行う業者もあります。
ここで、同時に複数の業者に申し込んでもバレないのでは、そして(契約情報が反映されるまでの隙に)複数の業者から借りれるのでは、と考えてしまう人もいることでしょうね。
しかし、残念ながら現実はそんなに甘くありません。
たしかに、各業者が登録しなければ反映(更新)されないし、契約や事故の情報についてはその通りです。
消費者金融からまめに登録が行われている全情連の情報でさえ多少のタイムラグが発生します。
しかし、それとは別に「新規申込」と「途上与信」というデータがあるのです。
特に「新規申込」は各社が目を光らせている情報で、「申し込みを受けた業者が審査の際にデータベースに照会した時点」で自動的に出てしまうので、誤魔化しようがないのです。
各社はこの情報によってどこの業者にいつ申し込みをしたかをリアルタイムで知ることができるのです。
「新規申込」の情報は一定期間を経過すると消えます。
契約情報の登録によりデータが更新されれば、申込情報は必要ありませんから。
その一定期間については、全銀協は3ヶ月、CICとCCBは6ヶ月。
全情連やテラネットは1ヶ月となっていますが実際は2~3週間です。
つまり、消費者金融の場合、2~3週間で申込情報が消える事になっているのですが、1ヶ月経ってから次の会社に申し込む方が安全だと思います。
ちなみに、同じ会社に再び申し込む場合、最低でも半年は空けて下さい。
その会社に以前の申し込みの記録が残っているというだけでなく、半年以内では余程の理由がない限り再審査の対象にはならないからです。
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